編集・発行:(一財)日本青年協会
平成26年6月13日
理事会・評議員会開催される ― 新常務理事に香取政典氏を選任
第1回臨時評議員会・第2回理事会
平成26年度事業計画案、収支予算案承認される
平成26年2月20日(木)決議の省略による臨時評議員会が、2月25日(火)午後4時より東京ガーデンパレス(東京都文京区)において平成25年度第2回理事会が開催された。
今回の臨時評議員会は、決議の省略により行われ、香取政典氏の評議員辞任について、更に香取政典氏の理事への就任についての提案がなされ、評議員全員から同意を得て、議決された。
理事会においては、同前雅弘監事、大泉威宣監事が出席し、井口理事長挨拶の後、平成26年度事業計画、収支予算について協議され、承認された。
また、故佐藤忠良常務理事の後任として香取政典氏が常務理事として承認された。なお、香取常務理事の任期は、佐藤常務理事の残りの期間となる。
平成26年度の主な事業計画は以下のとおりであるが、今年度は協会設立当初の目的である農業青年の育成という原点に立ち、農業新規就農者や農業後継者等の、実際に農業に関わる農業関係青年の育成に力を入れるため、農業関係青年研修支援事業のなかで新たな活動を展開していく。
平成26年度事業計画
1.時代に即した農業関係の活動を志向する青年の育成と助成
農業経営及び農業研修に取り組む 青年に対し、農村青少年教育機関等との協力を得て、実地研修および研究する青年等に対し研修支援金の助成を行う。
(1)農業関係青年研修支援事業〔研修支援金助成〕
2.機関紙の発行
「アカツキ」(年2回、タブロイドA4版)
3.その他この法人の目的達成のため必要な事業
(1)友好団体、関係機関との連絡協調内閣府、文部科学省、農林水産省、茨城県利根町、中央青少年団体連絡協議会、ブラジル青年協会等との連絡を緊密にし、協力提携のもとに青年および青少年指導者の育成に努める。
平成25年度農業関係青年研修支援事業(研修支援金助成)
平成25年4月~平成26年3月にかけて、平成25年度農業関係青年研修支援事業(研修支援金)が行われ、支援金を使って6名の研修生がそれぞれ研修・研究を行った。今回は、大学生2名、専門学校生3名、農業青年1名を支援し、主な研修・研修テーマは以下のとおりである。
増田曜子 神奈川県 (東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻土壌圏科学研究室)
「水田土壌の酸化層・還元層における機能微生物群の詳細解明」について
角田洋子 千葉県 (東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻土壌圏科学研究室)
「メタゲノム手法による水稲根圏微生物群集の遺伝的多様性の解明」について
輪島寛 北海道 (八紘学園北海道農業専門学校)
「カナダ・ホルスタイン酪農の現状と経営」について
及川みなみ 北海道 (八紘学園北海道農業専門学校)
「チェコ・フランス及びドイツの花卉園芸事情」について
岩崎武蔵 神奈川県 (八紘学園北海道農業専門学校)
「欧州農業の実情と自給型酪農の多角経営」について
澤田武一郎 鳥取県(農業)
「生産から流通販売までの総合的な営農」について
鳥取県の澤田氏。後ろの土地にハウスを4棟建てトマト農家としてその一歩を踏み出した
平成26年度農業関係青年研修支援事業(研修支援金助成)
本年度も、農業関係青年研修支援事業を行います。今回は、農業青年に支援の枠を考えておりますので、新規就農者、農業後継者等農業に関する研修・研究を行う方がおりましたら、ご推薦下さい。詳細は、本部事務局までご連絡ください。
平成26年度農業関係青年研修支援事業
1.目的:
近代的農業を志向する青年の研修活動に対して経済的な支援を行い、優れた農業関係青年の育成を通して我が国の農業振興に寄与することを目的とする。
2.対象者:
(1)農業関係教育機関に在学中の日本国籍を有する学生・生徒(大学院、大学、短大、専門学校等)
(2)農業に関わる青年(原則として20歳から35歳)
3.支援対象研修活動内容:
(1)農業経営に関わる知識・技術の調査研究
(2)国内外における農業に関わる調査研究
4.支援人員:
10名(学生3名、農業青年7名)
5.支援内容:
1名につき30万円(年額)
6.報告義務:
被支援者は研修終了後、研修内容を報告書として提出する。
7.応募方法:
所定の申請書、計画書を本部事務局宛に提出。用紙は、本部事務局にお問い合わせ下さい
8.その他:
(1)被支援者は、日本青年協会が主催する農業関係の研修会等に参加すること
(2)被支援者は、本人の都合により研修を途中でやめる場合、支援金は返納すること
(3)被支援者は、年度末に開催する事業報告会に参加すること
日本青年協会後援会総会開催決定
日本青年協会後援会の総会が、来る6月28日土曜日、静岡県磐田市で行われる。
総会の開催について、後援会理事会で協議した結果、今後は開催地を各地方で回し、その周辺の会員が集まりやすいようにし、会員同士がもう一度繋がれる場を作っていき、会員の再発掘を兼ねて行っていくことを決めた。
現在の日本青年協会では、過去に行ってきた青年研修大学や文化・環境を考えるユースフォーラム、会員のつどいのような事業を現在行っていない。後援会であれば自由に活動が行えるという利点を生かし、いままで活発に活動してきた地域を対象に、総会を持ち回りで開催し、その都度会長もその地域より選出して活動をしていく。
総会の詳細については、浦山はるみ事務局長まで。
日時 | 2014年6月28日(土) 13:30~14:00までにJR磐田駅へ集合 |
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場所 | 静岡県磐田市 |
内容 | 総会15:00~ ・次期会長選出 ・来年度総会について ・講演静岡県支部鈴木正孝氏 懇親会17:00~ |
宿泊 | 磐田駅 ビジネスホテル ご希望の方は浦山まで。宿泊代は当日精算いたします |
会費 | 6,000円(懇親会費) |
申込・問合せ | 後援会事務局長 浦山はるみ 090‐8850‐5277 harumi.urym.4@gmail.com |
日本青年協会寄付金、払込取扱票について
日頃より協会活動にご支援いただきありがとうございます。日本青年協会の会費制度は、平成23年度に廃止され寄付金制度になりましたので、寄付金の払込取扱票は毎回同封されます。一口1,000円で、口数は自由になりました。毎年度の払込み金額は、アカツキの納入者一覧か、事務局までお問い合わせください。今後ともご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
協会日誌
平成25年 | |
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12月12日 | 大泉威宣監事来会打合せ |
12月21日 | 協会関係者懇談会 |
12月26日 | 井口武雄理事長来会打合せ |
12月27日 | 仕事納め |
平成26年 | |
1月6日 | 仕事始め |
2月4日 | 井口武雄理事長打合せ |
2月13日 | 大泉威宣監事来会打合せ |
2月20日 | 大泉威宣監事来会打合せ 平成25年度第1回臨時評議員会 |
2月25日 | 平成25年度第2回理事会 |
3月7日 | 農業関係青年研修支援事業打合せ(東大) |
3月14日 | 香取政典常務理事打合せ |
3月24日 | 香取政典常務理事、大泉威宣監事来会打合せ |
3月29日 | 農業関係青年研修支援事業報告会 |
4月4日 | 香取政典常務理事打合せ |
4月10日 | 大泉威宣監事来会打合せ |
4月17日 | 香取政典常務理事打合せ |
4月22日 | 井口武雄理事長、香取政典常務理事打合せ |
4月23日 | 農業関係青年研修支援事業企画委員会 |
5月2日 | 大泉威宣監事来会打合せ 千葉県青木勝廣農業関係青年研修支援事業企画委員打合せ |
5月9日 | 大泉威宣監事来会打合せ |
5月14日 | 香取政典常務理事打合せ |
5月20日 | 監査 |
あとがき
最近、雨の降水量の増加による被害が増えつつありますが、いかがお過ごしですか。当協会も、設立当初の農業青年の育成という原点に立ち、農業就農者、農業後継者の育成に力を入れていく方向で動き出しておりますので、皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。
佐藤