平成31年3月2日(土)、3日(日)千葉県成田市及び香取市において、農業関係青年研修支援事業の報告会が行われ、農業に関する研究・研修を行った研修生が活動報告を行った。
2日は成田市に集合し、ホテルウェルコ成田においてオリエンテーションを行い、日程説明、自己紹介の後、佐藤忠信事務局長より協会の設立、歴史、事業と目的の説明があり、その後、農事組合法人佐原農産物供給センター代表理事の香取政典氏より、日本の農業の現状と青年に期待することをテーマに講話があった。3日は、香取市の佐原農産物供給センターに移動し、報告会が行われた。報告会では、初めに本部を代表して香取政典常務理事より挨拶があり、その後、青年よりそれぞれ活動してきたこと等について報告がなされた。各自の報告の都度、川辺茂企画委員、香取政典常務理事、岡部健司監事、青山俊明監事、佐藤忠信事務局長から質問や意見が出され、活発に意見交換がなされた。最後にまとめを行い、各委員、役員から全体の感想と、今後の青年たちに期待する事について語られ閉会した。
平成30年度は、7名の農業関係青年がそれぞれ研修・研究を行い、今回は大学生1名、専門学校生2名、農業青年4名を支援した。
主な研修・研修テーマは以下のとおりである。
温水聖 宮崎県 (学校法人 八紘学園 北海道農業専門学校)
「カナダにおける酪農経営及び日本との比較について」
温水伸之介 北海道 (学校法人八紘学園 北海道農業専門学校)
「カナダにおける酪農の環境について」
山本剛 千葉県 (千葉県立農業大学)
「北米における自然農法について」
細井祥平 石川県(農業)
「地域における営農について」
長尾隆司 岐阜県 (農業)
「土壌分析と収量の影響について」
長谷川直人 鳥取県 (農業)
「野菜の病害虫対策について」
河田学 鳥取県 (農業)
「営農におけるドローン運用について」

初日のオリエンテーション

報告会で各青年から報告がなされた