編集・発行:(一財)日本青年協会
平成27年7月17日
理事会・評議員会開催される
― 新理事長に、西村久徳氏を選任 ―
平成27年6月10日(水)午後3時より東京ガーデンパレス(東京都文京区)において第1回理事会が、6月29日(月)午後2時より東京ガーデンパレス(東京都文京区)において第1回評議員会が開催され、平成26年度の事業報告・収支決算について承認された。また、今年度は理事の改選時期に当たり、協議員会で理事の選任が行われ、同日第2回理事会において、書面決議で理事長に西村久徳氏、常務理事に香取政典氏が選任された。
更に評議員会では、常務理事事務局管理謝礼の額について、基本財産にある株式等の処分・運用について協議され、異議なく承認された。また、今回退任された井口前理事長より最後の挨拶があり、8年間に渡り理事長として協会に関わったことへの想いを語り、 評議員会が閉会された。
平成26年度の事業報告は以下のとおりである。
平成26年度事業報告
1.時代に即した農業関係の活動を志向する青年の育成と助成
農業経営及び農業研修に取り組む国内の青年に対し、農村青少年教育機関等との協力を得て、実地研修および研究する青年等に対し研修支援金の助成を行った。今年度は、9名の青年への助成を行い、それぞれの青年が研究・研修を行い、年度末の報告会において学んだことを発表した。その他に、農家の現場において視察研修を行い、日本の農業、地域の農業の実情やこれからの方向性について学んだ。また、平成26年度研修生としてのネットワーク作りをおこない、今後も連絡を取り合いながら営農、就農への情報交換を出来るようにし、農業青年として学び合える環境を作った。
(1)農業関係青年研修支援事業〔研修支援金助成〕
期間 | 平成26年4月~平成27年3月 |
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人員 | 9名 |
支援金 | 一人30万円(農学部学生1名、農業専門学校学生2名、農業青年6名) |
2.機関紙の発行
「アカツキ」(年2回、タブロイドA4版、4頁、1回400部)
3.その他この法人の目的達成のため必要な事業
(1)農業関係青年研修支援事業〔指定農場実地指導〕
農業研修に取り組む青年に対し、当協会と協力関係にある農場において、実地指導を通して青年の育成を行った。今年度は、秋田県の藤田農場、石川県の今井農場において有機農法の実地指導を行った。
(2)友好団体、関係機関との連絡協調
文部科学省、農林水産省、内閣府、茨城県利根町、中央青少年団体連絡協議会等との連絡を緊密にし、協力提携のもとに事業、情報交換等を行った。
平成27・28年度理事
理事長 | 西村久徳(熊本県五木村議会議長) |
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常務理事 | 香取政典((農組)佐原農産物供給センター代表理事) |
理 事 | 大髙志芳(福島学院大学非常勤講師) |
〃 | 松田 哲(流通経済大学スポーツ健康学部教授) |
佐藤忠信(日本青年協会本部) |
日本青年協会後援会総会 石川県七尾市能登島において開催
去る6月27日土曜日、石川県七尾市能登島の能登島市民センター、割烹旅館勝雄館において、日本青年協会後援会の総会が開催された。今回、県外から10名、県内から7名が参加した。
総会では、桂撤男会長挨拶、佐藤忠信本部事務局長挨拶の後、浦山はるみ後援会事務局長の進行で議事に入り、平成26年度報告、平成28年度次回開催県について協議され、次回は熊本県において開催されることが決定した。
その他に、大湯章吉氏より石川県の取り組みについて話があり、子ども農業体験や、過去に行われた青年研修大学や文化・自然を考えるユースフォーラムについて報告され、佐藤事務局長より農業関係青年研修支援事業の概要について話があり、昨年度の報告と今年度の事業への協力を要請した。その後、農業研修会を行い、オリーブ園やアーティーチョークを栽培している圃場を視察しながら、平成26年度農業関係青年研修支援事業研修生の菊地明暢氏より能登島の農業についての話があった。夜は懇親会があり、参加者がそれぞれの想いを語り合い盛会のうちに終わった。
平成27年度農業関係青年研修支援事業(研修支援金助成)
本年度も、農業関係青年研修支援事業を行います。今回も、農業青年に支援の枠を考えておりますので、新規就農者、農業後継者等農業に関する研修・研究を行う方がおりましたら、ご推薦下さい。
詳細は、本部事務局までご連絡ください。
平成27年度農業関係青年研修支援事業
1.目的
1.目的
近代的農業を志向する青年の研修活動に対して経済的な支援を行い、優れた農業関係青年の育成を通して我が国の農業振興に寄与することを目的とする。
2.対象者
(1)農業関係教育機関に在学中の日本国籍を有する学生・生徒(大学院、大学、短大、専門学校等)
(2)農業に関わる青年(原則として20歳から35歳)
3.支援対象研修活動内容
(1)農業経営に関わる知識・技術の調査研究
(2)国内外における農業に関わる調査研究
4.支援人員
10名(学生4名、農業青年6名)
5.支援内容
1名につき30万円(年額)
6.報告義務
被支援者は研修終了後、研修内容を報告書として提出する。
7.応募方法
所定の申請書、計画書を本部事務局宛に提出。用紙は、本部事務局にお問い合わせ下さい
8.その他
(1)被支援者は、日本青年協会が主催する農業関係の研修会等に参加すること
(2)被支援者は、本人の都合により研修を途中でやめる場合、支援金は返納すること
(3)被支援者は、年度末に開催する事業報告会に参加すること
協会日誌
平成27年5月 | |
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18日 | 位高公認会計士事務所来会打合せ |
19日 | 農業関係青年研修支援事業企画委員会 |
21日 | 大泉威宣監事来会打合せ |
24日 | 協会事業・運営打合せ(熊本県五木村) |
6月 | |
2日 | 監査 |
3日 | 井口武雄理事長、香取政典常務理事来会打合せ |
10日 | 平成27年度第1回理事会 |
27日 | 後援会総会(石川県) |
29日 | 平成27年度第1回評議員会 平成27年度第2回理事会 |
日本青年協会寄付金のお願い
日頃より協会活動にご支援いただきありがとうございます。協会も創設の原点に立ち返り、農業後継者、新規就農者の育成に力を入れ、日本の農業の活性化の一助となれればと思い活動しています。平成23年度から寄付金制度になり、一口1,000円で、口数は自由です。払込取扱票は毎回同封されます。毎年度の払込み金額は、アカツキの納入者一覧か、事務局までお問い合わせください。皆様のご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
あとがき
天候不順の折、いかがお過ごしですか。協会も理事長交代があり、協会の研修修了生から初めての選任となりました。西村理事長は、51年前の青年長期講習会第46回を修了し、香取常務も青年長期49回修了ということで、農業青年の育成に益々力を入れていけると思いますので、皆様の更なるご支援ご協力をお願いいたします。(佐藤)